「第75弾 レベチラセタム製剤(先発品名:イーケプラ)」ジェネリック医薬品比較資料公開!!

12/10の発売を間近に控え、複数社からレベチラセタム製剤発売延期や中止のアナウンスがございました。本年6月のデュロキセチン(サインバルタ)の際と同様、足並みが揃わない発売状況となったようです。その理由や経緯については、本webをご覧になっておられる方は十分にご存じだと思われるため、あえて説明は致しません。

さて、デュロキセチン公開時にも触れましたが、各メーカーの発売日がいつになるのかという情報は、「各メーカーの状況により流動的になる可能性があるということ」と、「そもそも弊社のスタンスとして、発売後の供給に関する情報は、比較する際の評価に含めていない」ため、資料中に記載しておりません。

ただし、令和3年12月13日において担当者が各メーカーに問い合わせた際の発売に関する情報は、下記のとおりとなっております。

【2021.12.13現在の発売状況】

➢ニプロは当初普通錠とDSを発売する予定だったが、12月の収載自体の見送りを決定。

➢辰巳化学と陽進堂から『口腔内崩壊錠』が発売される予定だったが、辰巳化学は「12月収載と発売を見送る」とし、陽進堂は「発売を中止する」としている。

➢沢井製薬は、普通錠とDSが1月に販売延期、粒状錠は2月に販売延期としている。

➢共和薬品とヴィアトリス製薬は発売時期を延期(未定)。

➢フェルゼンファーマは、普通錠とDS共に15日の発売を予定。

➢日本ジェネリックは、普通錠とDS共に16日の発売を予定。

なお、上記情報はあくまでも弊社が確認しただけのものなので、責任はお持ちいたしません。各医療機関様にて再確認していただくことをお勧めいたします。

 

「そろそろ無包装状態での安定試験も必須項目にならないかなぁ…」と思う今日この頃、皆様のお役に立てれば幸いです。

ジェネリック医薬品比較資料・12月14日(火)掲載:

No.75. レベチラセタム製剤 new

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