2020年6月追補収載品 ジェネリック医薬品公開第三弾

最後となります公開第三弾は、イミダフェナシン製剤(先発品名:ウリトス・ステーブラ製剤)、メマンチン製剤(先発品:メマリー製剤)、レボセチリジン塩酸塩製剤(先発品:ザイザル製剤)のラインナップとなります。

今回のラインナップの中でも、発売するメーカーの多さや剤形の多い製剤であることが要因となり、レボセチリジン塩酸塩製剤とメマンチン製剤が最も難航を極めた製剤であったようです。必然的に、公開の順番が後回しになる結果となりました。

【イミダフェナシン製剤(先発品名:ウリトス・ステーブラ製剤)】今回の追補において、泌尿器科関係で使用量の多い薬剤が3種類収載されるというのも、ひとつの特徴であると思われます。

【メマンチン製剤(先発品:メマリー製剤)】グルタミン酸NMDA受容体拮抗薬という他にはない作用機序を持ち合わせていることから、コリンエステラーゼ阻害薬との併用も考慮すると、結果処方量は多いと予想できる製剤です。この要素からも待ち望まれたGE製剤であると言えるでしょう。

【レボセチリジン塩酸塩製剤(先発品:ザイザル製剤)】先発品であるザイザルには無かった要素として、①2.5㎎の規格が発売される②口腔内崩壊錠が発売される(ザイザルOD錠も同タイミングで新規剤形発売される)③ドライシロップ剤が発売される・・・ということで、なんとか完成まで漕ぎつけた資料となっております。

皆様のお役に立てれば幸いです。

ジェネリック医薬品比較資料・6月25日(木)掲載:
No.66. イミダフェナシン製剤 new
No.67. メマンチン製剤 new
No.68. レボセチリジン製剤 new